そもそも「敷金・礼金・仲介手数料」とは?

部屋を借りるときは、毎月の家賃だけ支払えばいいというわけではなく、事前の契約段階で「敷金・礼金・仲介手数料」というものを支払わなければなりせん。「敷金」とは、家賃の滞納や、退去時の修繕費などにあてるために、あらかじめ徴収されるお金のことで、問題がなければ基本的には返還されるべき性質のものです。さらに「礼金」は大家さんへのお礼として、そして「仲介手数料」は不動産業者への手数料として支払うという性質のものなので、返還されることはありません。

「敷金・礼金・仲介手数料」の相場は?

「敷金・礼金・仲介手数料」の相場は、全国の各地域や物件によって違います。関東地域では、敷金は家賃の1カ月から3カ月分で、礼金は0カ月から2カ月分、そして仲介手数料は0.5カ月から1カ月分というのが相場です。しかし関西地域については、仲介手数料は関東地域と同程度ですが、関東地域の敷金や礼金とは違う「敷引き(敷金プラス礼金のようなもの)」という制度が設けられています。その敷引きの相場は家賃の2カ月から4ヶ月分ですが、敷金のように返還される性質のものではないということに注意すべきでしょう。

賃貸契約時に必要な最終的な金額は?

賃貸契約のときに必要なお金は、「敷金・礼金・仲介手数料」と前家賃になります。その合計は、それぞれの条件によって異なりますが、一般的には、家賃の4カ月から6カ月分程度になります。つまり家賃が5万円の場合は、20万から30万円かかるということです。さらに、火災保険の費用が2万円前後、鍵交換費用が1.5万から2万円程度かかる場合もあります。また敷金・礼金などについては、それが一切かからない0円という物件も近年多く見られます。

賃貸市場ではシェアハウス等に続くDIY型の新たな住まいの契約形態が注目を浴びています。借りる側にとっては自分好みの設備設置や模様替えをできるので、快適な居住スペースを手に入れることができるのです。